ジーレップは、汎用のディテールアップ用エッチングパーツ。ゲートがない製法なので、パーツ切り出し時の歪みの心配無用！保護シートと下層シートの間にエッチングパーツがサンドされた状態で袋に入っています。保護シートを剥がしてピンセットで取り出します（取り出しにくい場合は裏側から指や爪楊枝などで少し押してください）。エッチングパーツは瞬間接着剤などで接着して使用します。※ゲートと称していますがエッチング加工ではブリッジが一般的な名称です。

ジーレップはブリッジ（ゲート）がありません。そのため、周囲のサポート材から金属用ニッパー等で切り離す作業が不要です。金属パーツのゲート処理は、手間がかかるのと繊細なパーツは歪みの原因になりますが、ジーレップなら面倒な作業が不要！

一般的な模型用エッチングパーツで、多く見られるのは0.1mm厚みのものです。わざわざ高価な0.3mm厚みにした理由は、目指すものが「細かなプラパーツの代替手段」であることです。そのため、なるべく厚みがあり、塗装してもディテールが潰れにくいことを重視しています。塗装しても埋まらなくするにはハーフエッチング部分の深さが重要です。ハーフエッチング部分は基材の50%の溝になりますので、基材の厚みが薄くなるほど、ハーフエッチングの溝は浅くなります。0.1mmなら0.05mm、0.2mmなら0.1mm。0.3mm厚みなら溝の深さが0.15mm。0.3mm厚みなら、塗装してもディテールが埋まりにくく、スミ入れしてもモールドが際立ちます！