○ 顔料インク推奨
全色顔料インク搭載の家庭用インクジェットプリンター推奨。顔料インクでの印刷に適した水転写式デカール作成用の用紙です。

△ 染料インク非推奨
染料インクは、用紙がインクを弾いて定着しないことがあります。顔料インクに比べて解像感が落ち、耐候性の懸念のため推奨しません。

推奨プリンター設定
・EPSON PX-S505 （顔料4色機）※純正インク使用時 室温26℃　検証日2023/8/7
・用紙種類 写真用紙
・印刷品質 品質優先 レベル4 ※MacOSの場合は、高精細を選択
・印刷可能範囲 同梱説明書参照

印刷時
・光沢感がある側に印刷します。
・データ作成時に、CMYKの総量インクの使用総量が300%を超えないようにします。
・半乾きのままで印刷した用紙が重なると、印刷面が擦れることがあるので、1枚印刷するごとに排紙トレイから紙を取り除きます。
・印刷用データは、上部左右に3mmの余白、下部に40mmの余白（上図参考）が必要です。範囲外に印刷すると、用紙が機械に干渉して機械・用紙がインクで汚れることがあります。
・紙が給紙されないときは、紙のロールを補正して使用します。
・極端に気温が低い、または高い環境で使用しないでください。推奨10℃～35℃。

印刷後
・印刷面を保護するために、クリアコーティングが必須です。
・印刷面を乾燥させた後に、模型用ラッカークリア塗料（GSIクレオス・スーパークリアIII、ガイアノーツ・EXクリアなど）を薄く吹き付けます。
・エアブラシを使ったコーティングを推奨します。
・缶スプレーでコーティングする場合は、一度に吹き付ける量を少なくして、5～6回に分けて吹き付けてください。
・用紙全体へ均一に吹き付けてください。

貼り付け時
・貼付け時に有機溶剤入りの軟化剤や添加剤を使いたい場合、水で1:1程度に薄めて使用してください。原液のままでは過度に柔らかくなり、扱いにくくなります。
・使用する柄の周囲をハサミなどで切り出します。水を含ませた布などの上に乗せて、台紙の裏面に水が染み込むまで待ちます。
・台紙から分離したら（スライドできるようになったら）、貼り付けたい場所の近くに台紙ごと移動させて、台紙から柄をスライドさせて貼り付けます。
・初期接着後、水で濡らした筆などで余分な水分を取り除きます。
・乾燥後に貼り付け場所の周囲に残った糊の痕などを除去します。
・デカールの剥がれ防止のために、模型用ラッカークリア塗料などを塗装します。
・一度に多く吹き付けすると溶けることがあるので注意します。
・耐候性はインク自体の性能によります。直射日光や紫外線を避けてください。

注意
● 本製品は家庭用インクジェットプリンター（顔料インク推奨）専用です。レーザープリンターでの使用はできません。
● レンタル施設等での使用時は、必ず施設の責任者から許可を得てからご使用ください。
● 火災、地震、第三者の行為、その他の事故や故意・過失による損害に対して、弊社は一切の責任を負いません。
● 同梱の取扱説明書の記載事項を遵守しないことにより発生した損害について、弊社は一切の責任を負いません。
● 不良品の場合は、購入日から7日以内に購入店へお問い合わせの上、交換をご依頼ください。
● 印刷物は模型専用としてお使いください。屋外での使用は推奨されません。